私が初めて手に入れたのは洋銀製のフルートでした。まだ野方(東京・中野区)にムラマツの工場があった時でした。それからハンドメイド草創期のNo.21を手に入れ、長く愛用しました。今でも大切にしています。
14Kゴールドの楽器を手にしたのが初めてのリングキーモデルでしたが、とても手に馴染み、すぐに使いこなすことが出来ました。全ての音域でパーフェクトな音程と音色を持ち、メカニズムは完全でした。ほとんど大きなトラブルもなく使いこなすことが出来ています。
ムラマツの製作者達は理論、製作技術、音楽性、人間性に大変優れています。そして演奏面においても卓越しており、その生み出す楽器に全幅の信頼を置いています。また、販売スタッフの人達も豊富な知識と暖かな人間性に溢れる人ばかりなのも嬉しい限りです。